ドッグトレーナー:海輪 葵(かいわ あおい)
1984年神奈川県生まれ。
小さいころから動物好きで、20歳の時に大好きな犬と一緒に仕事ができる「ドッグトレーナー」になると決意。ドッグトレーナー養成学校で勉強、日本ドッグトレーナー協会ライセンス取得。その後銀行勤務の傍ら介助犬・聴導犬育成のボランティアを行い、ドッグトレーニングの知識と経験を深める。この時期「愛玩動物飼養管理士1級」取得。
2010年、銀行を退職し家庭犬訓練所に入所。パピートレーニングや問題行動矯正、しつけ教室、アジリティ、JKC家庭犬訓練試験ハンドラー、ドッグトレーナー養成講座の講師などを行う。特に毎日30~100頭の犬の飼育管理をすることで犬という動物を感覚的に学べたことは大切な経験でした。
2013年、訓練所から担当犬ジャクリーヌを引き取り、独立。
2014年、結婚し姓が「今井」に変わりましたが、トレーナーとしては変わらず海輪でやらせていただいています。
2018年、子どもが産まれ母としても奮闘中。。。
元スタッフ:ジャクリーヌ(ジャッキー)
2004年生まれ・ゾンビ顔のラブラドール。
8歳まで訓練所育ち、その後家庭犬へ。
基本的にはお利口だけど、引っ張りや吠えなど一般家庭で暮らすためのしつけは改めて必要でした。
顔のわりに気が弱く従順でしつけはしやすいですが、思い込みが激しいので間違った方向へ突っ走ると大変なことも。。。
スタッフ犬として子犬や怖がりなコの犬慣れをサポートしてくれたり、新しい道具を試してもらったり、そして海輪の精神面をいつも支えてくれました。
2021年3月、16歳でお空へ旅立ちました。出会ってから亡くなる日まで、1日も休まずブサイクで、かわいい子でした。
愛犬:さくら(黒いほう)
美しきわがまま娘。人が大好き、家族が大好き!
情が厚くかわいいですが、好き嫌いがはっきりしていて「イヤなものはイヤ!」とキレることも。。。私がドッグトレーニングを学ぶ際には良い勉強をさせてもらいました。
2016年6月、16歳でお空へ旅立ちました。
愛犬:バジル
大きくて細身のイエローラブ。おとぼけ担当。
覚えは早くはないけど、一度覚えたことは忘れない安定型。いつも頭の中は食べることでいっぱい。人を笑わせ、癒す才能にはいつも感心していました。
2015年11月、13歳でお空へ旅立ちました。
・SBJって?
事業所名SBJ dog trainingのSBJって何の略?
それは「すっごく ブサイクな ジャッキー」ではなくて、自分の犬さくら、バジル、ジャッキーの頭文字を並べただけなんです(年次順)。。。
まっすぐで人が大好きなさくら、いつも心穏やかなバジル、トレーニングが大好きで喜んで指示を待つジャッキー。3頭それぞれ、性格は違いますがそれぞれに幸せな子だなと思いますし、私も3頭それぞれから幸せをもらっています。
でも昔は違いました。破壊行動やひどい引っ張りに悩み、大好きではあるけれど幸せとは言えなかったと思います。しつけをして悩みを解消し、犬たちも穏やかになり、うんと仲良くなれました。これからももっと幸せにしてあげたいと願う日々です。
こんな風に幸せな人と犬のペアが、たくさん増えますように。そのお手伝いができますように。
親バカでしょうもないですが、私の身近なハッピーを名前にしました。
2016年9月追記---
昨年のバジルに続いて、今年さくらもお空へ旅立ちました。2頭とも母の家で、母に看取られ亡くなりました。最期の大変な時をそばにいて面倒見てあげられなかったのは、私にとって心残りで申し訳ないことですが、犬たちはどんな時でもひたむきに、立派に生き抜いてくれたと思います。
改めて思うことは、犬は年を取るほどかわいくなるなぁということ。
小さくて無邪気な子犬は、誰が見てもかわいいでしょう。
でも飼い主にとっては、一緒に過ごした時間が長ければ長いほど、お互いを理解し、絆が深まり、誰よりも安心できるパートナーになっていきます。
ドッグトレーナーの犬だから、優秀なんでしょうと思われる方もいるかもしれませんが、人間と同じで完璧な犬なんていません。
さくらは気が強かったし、バジルはどうにもあんぽんたんな所があったし、ジャッキーは弱虫。でもそれぞれの性格を理解してうまく付き合っていけば、最初は問題点だったことも愛しい個性となっていきます。
今私がトレーニングしているわんこたちは、まだまだ未来が広がっている子ばかり。
今は飼い主さんの頭を悩ませているわんこも、トレーニングを通して飼い主さんと理解し合い、絆を深められますように。大変だった日々も大切な思い出と思えるくらい、将来はかけがえのない愛しいパートナーとなりますように。